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言語を習得するのは、個人の努力に依存するところが大きいが、それと同じくらい、先生に依存するところもあると思う。 それは、語学に限らないが、教え方が上手な先生の場合、その科目の理解が早い。理解が早いと、その科目を好きになる。好きになれば、自分から勉強し、得意になる。 ところが、教え方が下手な先生の場合、何度聞いても理解できず、その科目が嫌いになる。嫌いになれば勉強しないので、苦手になる。 だから、先生と言うのは非常に大事。 そして、先生がいくら、ネイティブだからといって、教え方がうまいとは限らない。 実際、僕だって、日本語は完璧だけど、教えるとなると、うまく教えれる自信はない。 今僕らは、とあるルワンダ人にキニアルワンダ語を習っている。 その先生は、ルワンダでフランス語も教えている。フランスに留学経験があり、フランス語はきれいで、教え方もうまい。 そして、もう一人、キニアルワンダ語を教えてくれる先生がいる。 その先生は、ルワンダ人であるが、とても教え方が上手だとは言えない。 ルワンダに来て一か月間語学訓練があったのだが、その間のキニアルワンダ語の先生が、その二人であった。 申し訳ないが、二人の差は歴然だった。 一人は、英語も仏語も堪能だが、もう一人は英語も仏語もルワンダ人なまり大。 そして、今回の語学訓練でも、その教え方が下手な先生が今日来ると言う話になっていた。 JICAは授業料を払っているわけだし、僕らは貴重な時間を使っているわけで、できれば少しでもいい先生に教わりたく、JICAに事情を説明し、先生を変更できないか、昨日相談していた。 すると、今朝、その教え方がうまい先生がやってきた。 その瞬間、僕らの意見が通ったうれしさもあったが、もっと悲しさの方が大きかった。 確かに、ドライに考えれば、僕ら生徒が先生の変更を主張する権利はあると思う。 でも、その教え方が下手な先生が来なかったと言うことは、その先生はきっと、上司から何かしら叱られるわけで、給料がその分少なくなるのかもしれない。 ここは、彼のためにもドライに考えた方がいいのかもしれないが、なんだか心が痛んだ出来事であった。
by rwandaful
| 2011-11-17 03:19
| ルワンダ
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